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遺言書の付言事項に書く内容のポイント

遺言書の内容には「相続分の指定」や「遺産分割方法の指定」、「相続人の排除」といった遺言としての法的拘束力を持つ「法定遺言事項」と、法定遺言事項以外の内容を書く「付言事項」の2つに分かれています。
法定遺言事項は遺言の根幹となる部分であり必ず書く必要がありますが、付言事項は必ず書く必要がなく何をどのように書いたら良いのか分からない人もいると思います。今回は付言事項を書く際のポイントを紹介します。

・付言事項には謝辞や経緯を記します
付言事項では残された家族への感謝の気持ちや、遺言を書く経緯を書くことが一般的です。付言事項には法的拘束力はありませんが、遺言に関しての想いを伝えることで円満な相続が出来るようにする目的があります。

・感謝の気持ちを具体的に書く意味
付言事項で感謝の気持ちを伝える際に重要となるのは、具体的に誰に何に対して感謝しているのかを伝えることです。

・遺言の内容に至った経緯を書く意味
付言事項に遺言の内容に至った経緯を書いておくことは、相続トラブルを回避する為の有効な手段となります。