今は元気だけれど、ふとした時に万が一の場合に備えて遺言書を作っておきたいと思うことはあると思います。
もし何かあった場合に、このまま遺言書がないと相続はどうなるのか、と考える機会を持つのは大切です。
法定相続だと自分の理想とする形にはならないことが多いためです。
遺言書を作成するとなった場合に、自筆証書遺言を選択する方も多くいます。
最初から最後まで自分一人でできるというのは確かに利点といえます。
しかし、作成には民法に定められた決まりごとがあります。
それを守らないと遺言書として認められず、無駄なものとなってしまう可能性が大きいといえます。
ですからあまり自信のない方、お金と時間を多少かける事を厭わない方は公正証書遺言がお勧めな作成方法です。
こちらならば、法律に明るい専門家に委ねる作成方法ですから間違いのない有効な遺言書が完成します。
さらに、遺言書は公証人役場に預けているので自分の亡き後に遺言書が偽造される心配もいらないのです。
どちらにもメリットデメリットありますのでしっかりと比較してから選びましょう。